2040年。自動車は空を飛び、携帯は体に埋め込まれている?
わたしたちが考える「2040年大変身しているモノ」
2位「携帯電話」
現代人の「3種の神器」だった携帯電話。30年前は「ショルダーフォン」という肩にかける大きな形だった。重量は約3kgもあったというから、今の軽量「スマートフォン」とは使い勝手に雲泥の差があったはずだ。数十年で劇的な変化をとげた携帯電話。ではその未来形は。
◆どう変わる?(以下、アンケート回答よりピックアップ)
「埋め込み型になる」
多かったのが、埋め込み型になる、という回答だ。すでに体内に様々なモノの機能を兼ね備えたマイクロチップを埋め込む、という試み自体は行われている。先日アメリカの企業が、従業員へのマイクロチップ埋め込みを同意させたという驚きのニュースもあった。このチップひとつでドアを施錠できたり、自動販売機でジュースを購入できるようになるという。
そして2040年にはこうしたチップに電話機能をつけられるようになるかもしれない。世界で初の、手で持てる電話(携帯電話の元祖)を開発したというマーティン・クーパー氏はこう語っている。「今後も『話す』という機能そのものは残り続けるとは思うが、将来はパワフルなコンピューターを搭載した小さなチップを耳の後ろあたりに埋め込むことで通話ができるようになり、さらに考えるだけでいろいろな操作ができるようになるでしょう」。